便利屋さん

先日、いつも使用しているキッチンのライトが壊れてしまって、大家さんに電話した。

それと、もう随分前から警報器の一つが寿命を迎えて不具合を起こした時点で、天井から取り外していたのと、もう一つのキッチンの方は以前不動産屋さんが取り付けてくれたんだけどね。

取り付けてくれてる段階で、金具が天井にうまく刺さらなくて、既にグラグラしてる状態だったので、やはりその日のうちにボロンと外れてしまったんだよね。

そのまま面倒で、棚に置きっぱなしにしていて気になる事の一つだった。

昨日、修理の方が来てくれて報知器を設置してくれて、その後キッチンのライト部分に取り掛かったら、もう古くて使えないから新しいものに替えないとダメだよという事で、大家さんに連絡してくれた。
なので、本日新しいライトを設置！今度は電球を交換しないでよいので嬉しい！

昨夜、お風呂入っていたら風呂の栓のチェーンが根本から外れて既に半年以上経っている事を思い出して、これも一応大家さんに伝えておけばよかったなと後悔した。
それで、本日の午前中に大家さんにその事を伝えると、昨日来てくれた方は水回りとか水道は出来ない人だから、今回は我慢してそのまま使ってねと言われて、そんなに不便を感じてなかったので、まあ伝えられてよかったなと思っていた。

今日、取り付けに来てくれた方が作業が終わり、私の家から去る際に

「ここの大家さん、ケチだからなぁ。何かあったら、ちゃんと連絡した方がいいよ。細かい事でも。自分は水道とか水回りもやってるから」

と言う。

あれ？大家さんの話と違うような？

私が訪ねたわけじゃないけれど、そう話すから思わず、お風呂のチェーンの話をしたら
既にもう靴を履いて、外に出ていたんだけど
もう一度中に入ってきてくれて簡単にチェーンを付けていってくれた。

一見簡単そうな修理なんだけど、私の持ってるドライバーでは釘が回せなくて諦めていた。

修理屋さんが帰った後、嬉しかったので大家さんに連絡して、チェーンも直してくれた話をすると

「あら、ほんとよかったわねぇ。あの方、何でも屋さんなのよ。主に掃除をメインにやってるのよね。器用な方だから、何でも出来るのよね」

ああ、なる程なと思った。
結構ペラペラ喋る調子のいい感じの人ではなくて、真面目で大人しい感じの人だったし
私の部屋を見て思わず最初に言った
一言が

「物がないねー。」だったから。
「物がない方がいいよ」と話てきたから。

掃除をしている方だったんだね。